当日の演出 ~どう見せたいか?の前に何のためにやるかを考える~

 

 

今から2~30年前の結婚式では、結婚披露宴の演出というとキャンドルの点火の際にシャボン玉を飛ばすとか・・・・ドライアイスがもくもくと出ている中でケーキ入刀をするとか・・・・。新郎新婦を舞台に立つ歌手のように演出する、“見せる”演出というものが大流行でした。

バブル期のころの話です。

最近はゲストにどう喜んでもらうか、どう参加してもらうかという本来の観点で“あたたかい”演出を心がけるようになってきているようです。

 

同じ演出をするにも、下記のような考え方を心がけると披露宴の演出の作り方が見えてくると思います。

 

 

<どう見せるか ⇒ 何をどう伝えるか>

披露宴ではしっかり伝えるべきことがあります。

  • 新郎新婦の生立ち
  • 新郎新婦の馴初め

生立ちは相手側の列席者(新郎であれば新婦側)を中心に自分自身がどう生きてきたかということをしっかり伝えることが大切です。

馴初めは二人がどう出会って今日まで来たかをしっかり伝えることが大切です。

 ①~②この二つを伝えることが披露宴の目的です。

何のためにやるのか、から完全に外れてしまう演出はその後自分自身の心も列席者の心にも残らないものになると思います。

ぜひ披露宴のプログラム作りには、そもそも披露宴は何のためにやるのかを常に意識して組み立ててみてください。